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9月, 2021の投稿を表示しています

5,000回 🥂

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 数日前、いつもの山への登山回数が5,000回になった  🥂 50代後半からここに登るようになったが はじめのころは月に2度か3度くらい登っていた。ある時頂上で出会った男性が「退職した次の日から毎日登っている」と話してくれ、それ以来続けて登るようになった。60歳のころかな。でも週に数回仕事もしていたし、リズム体操にも通っていたので もちろん 毎日登っていたわけではない。 そうするうちに 毎日のように登っている人がずいぶんたくさんいるということが分かった。そして 頂上から反対側に下山し、もう一度登ってきて一日に2回登っている人も大勢いるということも・・・・ そのうち私も登るたびにノートに記録し、反対側まで降りてまた登りかえした日には 2回と記している。 5,000回ということは 全部で3,000日くらいだろうか              2回登った日が 2,000日              1回だけの日が 1,000日 それくらいかな?  でもこの頃はずっと必ず2回登っているので 2回の日の方がもっと多いはず・・・・全部で 2,800日とすると              2回登った日が 約2,200日              1回の日が   約600日 登った日も記録はしてあるが 数えていないだけ。きっとどちらかというと2,800日くらいだろう。 回数を記録するまでの間にも何度かは登っている。昔のことを言えば 子どもたちが幼いころ家族で一緒に登ったり 当時飼っていた犬を連れても何度か登っている。そういうのは入れていないし、最初のころは全く記録もしていなかったし・・・・ 2回というのも自分がこのあたりまで下りて登りかえしたら Okとしようと自分で勝手に決めているわけで まさに「自己満足」の世界!! 誰と競争しているわけでもないし 自分だけの記録。 「そろそろ5,000回!」とこの春に気が付いて 5,000回が一つの目標になった。 もっとも 私がよく登るきっかけになったあの日に話した男性はすでに だいぶ前に8,000回を超えている。そして反対側から登っておられるので 同じ2回でも私よりだいぶ距離は長いと思う。 ↓ きっかけになった男性のことを記してある https://syumiyuyu.blogspot.com/2021/01/blog-post_30.html

ひまつぶし

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先日、ナツハゼのジャムを作ろうとあちこち検索していたら 「ナツハゼの実で 染めている」との記事がいくつかあり やってみようと またナツハゼの実を採ってきた。 蛋白処理をすでにしてあるショール用布があったので 出来上がりをイメージしながら チクチク。薄い布なので 太い糸で縫うと染め終わって糸をとる時に 布に傷つけてしまうので ミシン糸で 細かく縫った。 5つの円を描き そこを折りながら縫ったが とても時間がかかったので 反対側は パパッと 屏風たたみにして 大きな目で縫い付けた。 採取してきた実を鍋に入れ 煮つめる。スカーフは50gくらいあった。 植物の量は同量くらいでよいが あとの予定もないし 100g以上あったが そのまま使う。 20分くらい煮出した。すぐ濃い色の汁が・・・・ しばらく水につけておいたスカーフを 液に入れる。 ずいぶんかわいらしい色に染まった、と思いながら 水洗いしたら 今度は全く違う色調に・・・ 再度染液に入れ ミョウバン液で媒染。1.5リットルの温湯にミョウバン3g。 染液に再度入れ また媒染液に。数回繰り返し 水洗いして 糸をほどく。間違えて布を切ってしまわないように 細心の注意を払いながら・・・ あちゃ~😵 全然模様が出ていない。 そういえばこのような薄い布の場合は 糸をつけた模様はうまくいかないことが多いっていうことを経験済みだったのに~😵 久しぶりの草木染なので忘れてしまっていた~~   幾重にも布を折り くくったり 板で挟んだりしたほうがよかったのだった 残念!! あとで ササっとやった模様 ショールを染めても 自分でどう使おうという目的もあるわけでなし ただ草木染はどうなるかわからなくて楽しいので 時間がたっぷりある今、やったようなわけで・・ それにしても午前中実を採ってきて 昼から模様付けして 夕方完成!!とは ある意味、とてもぜいたくなひまつぶし!!かも?

免疫力

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 いつもの山で AG氏に出会ったら 「ナツハゼの実が今ちょうど食べごろ、たくさんあるからジャムにしたらいい、採るのが大変だからこの後一緒に行って採ろう」と誘ってくれた。 「この間、サギソウを見に行った時に ナツハゼがあったから これ、食べられるよって言ったら ANさんとITさんがつまんで食べておいしい~って言っていた。うちに帰ってネットで調べたら ナツハゼは免疫力がつくと書いてあった・・・・コロナに感染しないように頑張ってジャムにしようかな」 と  ナツハゼの木のところへ。 1本目はそうでもなかったけれど2本目の木は ものすごくたくさんぶら下がっていて 持っていたポリ袋に 次々と・・・房状についているので 10個くらいを枝からぽろぽろと引いて採る感じ。 「ジャムもいいけど 果実酒もいいらしいよ」 「うちは私はお酒が苦手だし、夫は甘い酒は嫌がるし・・・梅酒も昔作ったけれど何年もそのままになっていた。ジャムにしようと思う、ナツハゼのジャムは作ったことがないので うまくいくかな。梅ジャムも今年初めて作ったけど ネット通りのレシピで作ったら 甘くて甘くて・・・・」 「ネットのレシピは味が濃いらしいね、息子がネットで見て作ったから食べてみて、と持ってきてくれたけれど しょっぱくて・・・」 「わ~息子さんが持ってきてくれるの? かわいいじゃないですか」(なんのごちそうか聞かなかったけれど) などおしゃべりしながら 「それにしてもこの木は豊作ですね~」と袋に。 AG氏と別れて 袋を持って歩いていると すれ違ったおばちゃん二人「なにを採ったの?何にするの?」と聞いてくるので袋の中身を見せて 黒い実を数粒渡す。コメントなし。そこへちょっと若めのおばちゃんが来て何をしているのかな?という顔をしているので また5粒ほど渡したらすぐ口に含み「おいし~~」と。 どこにあるの?と聞くので あのあたり・・と教えたが 「ヨウシュヤマゴボウとは違うよね?」などと。 「わ~ ヨウシュヤマゴボウは違いますよ~あれは毒だから 食べたら大変よ」植物を知らない人は 山になっている実を食べるのは危険!!とつくづく思った。ナツハゼ、だいぶ実は残してきたけれど3人はどの木か分かったかな、分かっても採らないだろうな。 しかしたくさん採った実をもって歩くのはちょっとしんどかった。ウエストポーチにはお茶とスマホが入ってい

仲間を疑う

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  初めての作家さん。 洋輔は高校の同窓会で仲間と久しぶりに出会う。その会に体育の暴力教師Kも参加していた。仲間から あのKを拉致しようともちかけられる。「高校時代さんざん痛めつけられて それがトラウマになっている我々は このままじゃ、あの時の気持ちを一生引きずっていなければならない。なんとかしよう」と。 4人で何度も打ち合わせをして 細かい案を綿密に練った。雨の中拉致してさびれた場所で縛り上げ放置し、 成功!と思ったが その後Kが 死体で見つかる。 誰にも知られるはずのない場所に放置したのにいったいなぜ? と 4人それぞれに疑心暗鬼になり 拉致した場所と死体が見つかった場所との関係で【自分たち以外には考えられない】と仲間を疑う。 登場人物もそれほど多くなく恋人なども洋輔との関係性も分かりやすく サクサクと読める文体で 面白い!と思いながら 犯人は? きっとこの人? あれ、ちがう? こっちの人? じゃないの? など私もいろいろ推理して 楽しみ 犯人を知りたくて急いで読んだ。 でも最後は全く違う展開。思ってもいなかった~~ 400字詰め原稿用紙554枚 ページ数で言えば353頁、 犯人は誰?という思いで休むことなく読んでしまったが 終わりにはちょっとがっかりした。せっかく面白かったので 結末はもう少し違ったものにしてほしかった・・・・・これはちょっとひどすぎるよ~~ 😿

オーレリアン

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 滋賀県出身の今森光彦さん、写真家としても有名だが 現在県内に1000坪の地を手に入れ そこをオーレリアンの森として素敵なアトリエも設け 様々な自然とともに暮らしておられる。 オーレリアンとは、蝶を愛する人々のことを意味するそうで 幼少期から蝶を愛でてきた今森さんが名付けた由来。 6月末から開催されていたが 4日ようやく行ってきた。 写真はどれも素晴らしく 昆虫や花をアップししたもの、蛙が水から顔を出しているものなどどれも素晴らしいが 朝日や夕日を浴びた棚田、広大な雑木林などの風景写真は季節を問わずすばらしくて 「わ~」などと思わず声が出た。撮影場所も素晴らしいところを選んでおられるが アングルがお見事!! 外国で里山に触れ感動していた今森さんはある時 自分が育った滋賀県に里山があることに気付き 移り住んだ。荒れ果てた土地には5万本もの竹があったが家族やボランティアとともに 2年かけて開墾したそう。 現在は70種ほどの蝶が住んでいるのだとか。今森さんは「 昆虫を増やすことは農業環境を守ることにつながる、生物多様性があってそこには多くの昆虫がいる、程よく植物を収穫して畔の草を刈ったり雑木林を枝打ちする、そうすることによって農地が生き物の楽園になる」このように話している。 今森光彦 里山いきものがたり~オーレリアンの庭から | 連載コラム | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス ラジオ深夜便で話しておられるのを聞いたことがあるが 小学生たちに蝶の教室を開催して 森の中で自然を楽しんでもらったりもしているらしい。 いくつかビデオを5分から7分くらいの見られるようにしてあり どうしてもそこに立ち止まってしまう。職員さんが「あまりかたまらないように・・・隣の人と近寄らないように・・」などと書いたプラカードを持って立っておられた。 私が今森さんを知ったのは 切り絵作品。蝶や鳥、花などすごく細かい切り絵がすてきで関心を持った。 切り絵のやり方のビデオもあった。私が以前習っていた切り絵とは違い 下絵にトレーシングペーパーを当て鉛筆でなぞり 色紙をホチキスで止めてその形に切って組み合わせる。ビデオでは椿の花一輪の説明だったが 大きな額に入っている切り絵作品の中にはものすごく細かい作品もあった。マンサクの細かい花びらを花粉とともに張り付けているのなどは 切るのももちろん

きっかけ

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このところ図書館では「感染症対策のため,館内の滞在時間は30分以内をめどにお願いいたします」という放送が流れている。滋賀県でも緊急事態宣言が出され 近くの市の図書館は閉鎖されているところもある。幸い、ここの図書館は空いているので借りたい本をメモしていき、検索して借りるが 思う本がない時には 本棚の間を通りながら目につく本を手当たり次第に借りてくる。時には全く思っていた内容ではなく途中で断念した本も数冊、7月8月に読んだ本は18冊、借りてきても最後まで読めなかった本は3冊。読んだ本もどうってことない(こんなこと言ったら作家さんには失礼だけれど)ものばかりで 文字通りひまつぶし!!   千原ジュニアさんて 何回かテレビ番組で見たことがあり 好感をもっていた。この本は中身も見ずに 手にとり読んでみた。 正直、衝撃!!の本だった。 自伝でもあるようだが 感受性豊かな思春期の14歳の一年間の 本人もどうしていいのかわからない、自分がどうしてカギをかけた部屋に閉じこもっているのか、どうして一日中パジャマ姿で過ごしているのか、本人さえも分からない、中高一貫校に入学したのに 皆と一緒の服を着なければのはなぜ?、同じ行動をしなければならないのは何のため? などの様々な葛藤を とても分かりやすい文章にまとめている。プチンプチンと切った文章で 自分が本当に戦うべき場所を探しながら もがき苦しんでいる様子が伝わってくる。 学校に行かず閉じこもっている息子に対して 両親はけんかが多くなったようだし 母親が腫れ物に触るようにしているのにまたむかついたり・・・・ 結局ジュニアさんは4歳上のお兄さんが無理やり芸能界に連れ出してくれ 一年間の引きこもりから 解放される。 おばあちゃんの存在も大きかったように書いてあるが おばあちゃんもお兄さんも そしてご両親も素晴らしいから 今のジュニアさんがあるのだと思う。そしてそういうつらい日々を過ごしたジュニアさんだからこそ 今のジュニアさんが存在しているのだろう。 そして 次の本 この本は題と表紙の絵の色調に魅かれ借りてきた。 これは10編の短編集。 最初は「おはなしして子ちゃん」だが その子と言うのは何と学校の理科室のホルマリン漬けになっている小猿の標本。突然「なんでもいいからおはなしして」と話をせがむ。びっくり。ホラーだった。 この本の扉を開くと「爪と目