仲間を疑う
洋輔は高校の同窓会で仲間と久しぶりに出会う。その会に体育の暴力教師Kも参加していた。仲間から あのKを拉致しようともちかけられる。「高校時代さんざん痛めつけられて それがトラウマになっている我々は このままじゃ、あの時の気持ちを一生引きずっていなければならない。なんとかしよう」と。
4人で何度も打ち合わせをして 細かい案を綿密に練った。雨の中拉致してさびれた場所で縛り上げ放置し、 成功!と思ったが その後Kが 死体で見つかる。
誰にも知られるはずのない場所に放置したのにいったいなぜ? と 4人それぞれに疑心暗鬼になり 拉致した場所と死体が見つかった場所との関係で【自分たち以外には考えられない】と仲間を疑う。
登場人物もそれほど多くなく恋人なども洋輔との関係性も分かりやすく サクサクと読める文体で 面白い!と思いながら 犯人は? きっとこの人? あれ、ちがう? こっちの人? じゃないの? など私もいろいろ推理して 楽しみ 犯人を知りたくて急いで読んだ。 でも最後は全く違う展開。思ってもいなかった~~
400字詰め原稿用紙554枚 ページ数で言えば353頁、 犯人は誰?という思いで休むことなく読んでしまったが 終わりにはちょっとがっかりした。せっかく面白かったので 結末はもう少し違ったものにしてほしかった・・・・・これはちょっとひどすぎるよ~~ 😿
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