かっこいい大人
一緒に暮らして生活を支えてくれていた母親が出て行ってしまい 昔両親と行ったことのある蓼科のマーサばあちゃんを訪ねていく。
そこの駅で出会った志乃さん、マーサばあちゃん他八ヶ岳付近にいる大勢の大人はみなかっこいい。人生は少しずつ変わっていく。マーサばあちゃんは認知症になっていて人生を孫とは認識できないが 周りにいるひと皆に誠実に接し、人生はマーサばあちゃんが昔からやっていた農法でコメを育て さらに大きく成長していく・・・・
随所に塩で握った大きなおにぎりが出てきて「おいしそう~~」
実際には引きこもりの人が立ち直っていくのには なかなか難しいものがあると思うが いろいろな場面場面でぐっとくるものがあった。読み終わってからも気持ちがポッと温かくなれた。
この本を読むきっかけは ラジオで「原田マハ」さんの話を聞き、すごく筋がとおっている人!と思えて 「この人の本を一度読んでみよう」と思って図書館で探してみた。10冊くらいあった中のこれを借りて読んだが あとの本も読んでみよう。
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