思いがけず・・・
梅雨の期間のたった一日の晴れ間。武奈ヶ岳へ行くことに。日曜日だし、すでにたくさんの車。反対側の駐車場には「コロナ禍のため閉鎖中」の張り紙が・・・我々が歩いているときに来た車は張り紙のコーンを横に寄せ、中に駐車してまたコーンを戻していた。すでに中にも車は7、8台。
現在琵琶湖周辺の公園はすべて駐車禁止になっており、それに準じてここにも張り紙をしたのだろう、でも公園に駐車するのと登山口に駐車するのは意味がちがう!!と思う。
歩き出してすぐ きれいなタニウツギが目につく。わずかずつ花の色がちがう木が3本並んでいた。
正面谷を登って金糞峠へ。
1本珍しい色のきれいなつつじもあった。三つ葉ツツジの種類だろうか。
西南陵にはオレンジのレンゲツツジがたくさんあるが 今回はまだつぼみのものが多かった。今年の花の咲く時期はなんだか不思議、ものすごく早く咲いた花もあれば 例年よりかえって遅い花もある。
上の右側まで行くとそこは頂上ではなくて また下がって右側を通り 最後は数人見えるところが武奈ヶ岳頂上。
この花は日当たりのよい乾いた土地にはえるというが 確かに よく日の当たる乾燥したところに4,5本はえていた。
そのあと たった一ヶ所だけに 咲いていた。
サラサドウダンもいろいろな色がある。
ドウダンツツジがきれいだった。
以前からここに一本あったが花の時期に来たのは久しぶりで 美しく咲いていて感動。
シロヤシオの花びらが斜面に散っていて とてもきれいだった。
金糞峠を過ぎてから 今日は久しぶりに中峠からわさび峠を通るコース。久しぶりだし、西南陵を歩くのも楽しみ、
中峠までは何回か沢を渡らなければならない。きっと水の量が多いだろう、とは思ってはいたが まず 最初の一か所、橋がこわれて水につかっていた。ヤレヤレ。そのあと何と何と!!14か所も 沢渡り。普段だったら 水のないところにも流れていて「あ、また」「あ、まだ?ある?」っていう感じ。
せいぜい5,6歩で渡れるくらい狭い幅だけれど水の勢いが結構あるし 石の上は滑るし、靴は濡れてくるし・・・・昔は歩くところの選び方が悪く、ポシャンとはまったりしたが この頃は要領が分かってきたので まあまあ上手にわたることができ 「もうこれで終わり」のところに来た時には正直ほっとした。
このYAMAPの記録を見ると中峠まで一時間かかっていないのに14回。いかにしょっちゅう水の上を歩いたことか・・・・
中峠手前にマムシグサがあった、テンナンショウの種類だけれどよくわからない。
中峠からわさび峠までの道も久しぶりで懐かしく、「ああ、ここはこんなだった~」とか思いながら歩く。
わさび峠を過ぎたあたりから ドウダンツツジが・・・
「こんなに花をつけて大丈夫?」と思うくらいたくさんの花。
視界が開けてきた。
昔は 「左に人がいるところから ずっと歩いて右側に頂上が見えてきた。もうすぐ♪♪」と わくわくしたものだが・・・・
50代後半のころ 夫の同僚の山仲間とここへ来た時には どうしてもあと数歩を歩くことができず この右のところで一人で待っていたこともあった。なんだかそれも懐かしい。
あった~ヒメハギが!!
だいぶ頂上に近くなってから オオイワカガミの葉がびっしり。光ってあまりにもきれいだったのでカメラをむけたが 咲きがらが全くついていないということは今年はこの塊の中には一つも咲かなかったのだろうか・・・
ちょうど4時間で頂上到着したが 密というほどではないが 結構大勢あちこちに分かれて
ご飯を食べていた。私たちは途中よもぎ餅を食べたせいでおなかがすいていないので すぐ下山する。
スキー場、八雲ヶ原を経て 釈迦岳へ行くことにする。
釈迦岳には 春のシャクナゲの時期や秋にナメコがたくさん収穫できたころにはよく来たが 今の時期に来るのはめずらしい。
釈迦岳まではずいぶん大勢とすれ違った。
びっくりするほど シロヤシオが咲いていて ドウダンツツジは武奈周辺よりも花が大きく、サラサドウダンが多かった。
琵琶湖北湖が見えるあたりには ミツバツツジとシロヤシオがバランスよく咲いていた。
昨日までの雨のせいでシロヤシオは傷んでいる花がたくさんあり、それは残念だったけれどこんなにたくさんの花を見ることができ、ラッキーだった。
来年のこの時期にはシロヤシオを見にここへ来ることができればいいな。
コメント
コメントを投稿