季節の花
アカヤシオがきっと見ごろだろうから見に行くことに・・・駐車場(三重県内)には8時ころ着いたがすでに7,80台。びっくり! 御在所岳を目指す人、国見岳、そして釈迦ヶ岳など目的地もいろいろだと思う。日曜日だから若い人も大勢いるだろうし コロナ禍でよけい山に人が集まるのかな。
歩き出したらちょっと寒さを感じ 「滋賀県とはやはり違う・・」と。
あれだけ多くの車があったのに同じコースを歩く人は少ないのか はじめは私どもだけ。馬酔木の新芽がやけにめだつ。どこにでもあるけれどつい、カメラを向けてしまう。
まだ、下の方には コバノミツバツツジがあちこち咲いていて 「うちの近くより気温が低いのかしら」
途中から下山してくる人がちらほら。
「アカヤシオ、咲いていましたか」と聞いたらキョトンとして
「アカヤシ? え?花ですか。ピンク? ピンクの花が咲いていましたよ」
山には花など関係なく登る人もたくさんいるのだから 「誰にでも聞くのはよくないよ」など言いながら歩を進めるが オオイワカガミも全く咲いてなく 「アカヤシオはまだかも?」と不安になる。
ブナ清水の上あたり イワカガミに全くつぼみがない!! |
フモトスミレ |
クロモジの新芽 |
沢の水が 小さな滝のように流れていた |
そのうち「花を知らない人は ミツバツツジを見て 咲いているって言ったかも?」などというものだから 「ざんね~ん。早すぎたかも」 いっぺんにテンション下がった。
しかし、しかし…登っていくにつれて 尾根の向こう側にピンク色が見えるようになってきて「わ~~咲いている~~♡」「咲いている♡」
すごい量だった。あっちにもこっちにも・・・違うコースから登ってきた人も大勢いて「きれいですね~」と口々に。
み~んなニコニコして「きれい~」「わ~キレイ」
右下には 岩の上からアカヤシオを愛でている人が・・・ |
山の花の中にはピンク系の花はたくさんあるが このアカヤシオの色はほかではあまり見られない色だと思う。
ここに来ると いつも一緒に見るタテヤマリンドウ、今回ははじめ全く見当たらず 「気候のせいかな、一つもないなんて…不思議!!」と言っていたが 昼頃になったら あちこちに目につくようになった。
アカヤシオがたくさん咲いているあたりでは大勢と言葉を交わした。
黒柴犬(♀)を連れたご夫婦、「普通14㎏くらいになるのに これは7㎏くらいです」と。外で飼うつもりだったけれど室内犬になってしまい、一部屋ゲージで囲っている、と嬉しそうに話してくれた。岩の上は犬の爪が傷むので抱いて登り 土のところはワンちゃんが喜んで進むという。とてもかわいい犬だった。
5歳の男の子、7歳の女の子を連れたご夫婦、もう一人赤ちゃんをお父さんが背負っていてとても楽しそうに歩いている、「いつも皆さんで登るのですか?」と聞くと「そうです」とのこと。男の子はひとなつっこくて 色々話しかけてくるし、お姉ちゃんは少し恥ずかしそうにしているけど何とか一緒の話題に入ろうとしている。とても良いご家族だった。「楽しく過ごさせてもらった思い出を残しておきたいので 皆さんの写真を写させてください」とまでお願いし、5人そろって並んでもらった。
ショウジョウバカマがあちこちに・・珍しく10個も固まって咲いていたので シャッターを押したが 6個しか写っていない"(-""-)"
バイカオウレンも いつもの場所に・・たくさんあった。
根の平峠には大勢の若い子がいた。
そろいの洋服なので「部活ですか」とたずねると 「そうです」と。高校生らしい。歩く速度は我々とは大違い。
下山して駐車場近くになって追いついた7人グループ、一人は背中に何も背負っていないので「どうして??」と思ったが 首とおでこにバンダナを巻き 顔の半分を覆っていて 近くにはザックを二つ背負っている人がいた。おそらく道中顔をけがしたよう・・・・岩の多い山だから 大いにありうること。自分も気を付けなくては‥とあらためて思った。
また一日たっぷり花を楽しませてもらった ♪ ♪
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