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4月, 2021の投稿を表示しています

季節の花

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 アカヤシオがきっと見ごろだろうから見に行くことに・・・駐車場(三重県内)には8時ころ着いたがすでに7,80台。びっくり! 御在所岳を目指す人、国見岳、そして釈迦ヶ岳など目的地もいろいろだと思う。日曜日だから若い人も大勢いるだろうし コロナ禍でよけい山に人が集まるのかな。 歩き出したらちょっと寒さを感じ 「滋賀県とはやはり違う・・」と。 あれだけ多くの車があったのに同じコースを歩く人は少ないのか はじめは私どもだけ。馬酔木の新芽がやけにめだつ。どこにでもあるけれどつい、カメラを向けてしまう。 まだ、下の方には コバノミツバツツジがあちこち咲いていて 「うちの近くより気温が低いのかしら」 途中から下山してくる人がちらほら。 「アカヤシオ、咲いていましたか」と聞いたらキョトンとして 「アカヤシ? え?花ですか。ピンク? ピンクの花が咲いていましたよ」 山には花など関係なく登る人もたくさんいるのだから 「誰にでも聞くのはよくないよ」など言いながら歩を進めるが オオイワカガミも全く咲いてなく 「アカヤシオはまだかも?」と不安になる。 ブナ清水の上あたり イワカガミに全くつぼみがない!! フモトスミレ  クロモジの新芽 沢の水が 小さな滝のように流れていた そのうち「花を知らない人は ミツバツツジを見て 咲いているって言ったかも?」などというものだから 「ざんね~ん。早すぎたかも」  いっぺんにテンション下がった。 しかし、しかし…登っていくにつれて 尾根の向こう側にピンク色が見えるようになってきて「わ~~咲いている~~♡」「咲いている♡」 すごい量だった。あっちにもこっちにも・・・違うコースから登ってきた人も大勢いて「きれいですね~」と口々に。 み~んなニコニコして「きれい~」「わ~キレイ」 右下には 岩の上からアカヤシオを愛でている人が・・・ 山の花の中にはピンク系の花はたくさんあるが このアカヤシオの色はほかではあまり見られない色だと思う。 根の平峠の方へ下りたが 同じようにそちらへ向かう女性、20代か30代だと思うが 歩きながら アカヤシオの下へ行っては次々スマホをかざし あわててお連れさんのところへ急ぎ、またスマホをかざし・・・見ていてほほえましかった。私もたくさん写したけれど 彼女はもっと多くて 追いついたり追い抜かれたりしている間に 少なくとも30枚くらいシャッ

ルーペ

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 今日は私の大事な友達だった人の命日。 5年もたってしまった~~もうそんなに経ったの? 日常生活の中で彼女がもしここにいたらもっと楽しかったのに…と思うことがしばしばある。 でもそれまでの間 彼女とともに過ごせたことを感謝しなければならないのかも?  すごくいろいろな意味で影響を受けた。好奇心旺盛でいろいろなことにチャレンジし、南京玉すだれも習いに行っていたし、手品にもはまって たくさんのグッズを手に入れ みんなに披露してくれた。けんかもしたけれど勉強も沢山させてもらった。 血液型の性格があっているのかどうかよくわからないが A型の彼女は几帳面できっちりしていて いいかげんな私とはだいぶ違う。地域で一緒にサロン活動をしたが 「これくらいでいいのでは?」「なんとかなるでしょ」と思う私と違い、ぬかりのないよう すべてにきっちりしていた。 一緒にレストランに入ってメニューを決められない彼女は ほぼ毎回 私が「〇〇」と言えば 「私もそれにする」というのがおかしかった。そんなことも今日思い出した。 とても花が好きで 庭にはすごくたくさんの鉢植えを育てていた。「あまり多すぎると世話ができなくなるからもうやめる!!」と言いながら 植木屋で新しい花を見つけると買わずにいられない人だった。そしてどの植物もとても大事に大事に育てていた。 山歩きをするときにはいつもルーペ持参で 観察し「わーきれい!!見て!見て!」と周りにいる人と感動を共有しようとする人だった。 たしかに あまり見向きもされない ノギラン をルーペで見て 繊細な花の作りに感動して大騒ぎしたのを思い出す。 今日、彼女とよく出かけた山を歩いてみた。しゃべりながら気楽に歩ける山で 昼までに帰ってこられるのでちょこちょこ 二人で来た山。 この下の看板は 最近つけられたもの ここは頂上付近に 今の時期だとワラビがたくさん採れた。残念ながらこのところ数年急激に減ってしまった(今日も細いワラビ20本のみ) ピンボケの画像になってしまったが この下のアカメガシワ、春の新芽は赤くて美しいが 赤い色は葉が色付いたのではなくて 爪などでこすると赤い色がとれる、ということが分かり 二人で 「紅葉などの色づきとは違うっていうことね~」と植物の不思議に感心し、共感したことも思い出す。 20年位前に山火事になったこの山はその後 エニシダが植えられ 一

木々の花・・・・訂正があります

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 近くにザイフリボクが咲いていると聞いたので 見たいと思い、出かけた。 シャシャンボとなっているのは間違いです この時期に何度も歩いたことのある道なのに ものすごくたくさん白い花をつけている木を見つけた。よく見るとシャシャンボの花。 あっちにもこっちにも白い花をたくさんつけている木が見える。たぶんどれもシャシャンボ。きっと今年の気象条件がこの花にあっていたのだろう、どちら側の斜面にもこの木と思われる花が見えた。シャシャンボは秋に黒い実をつけるがこれは食べられるらしい。ジャムにしている人がいる、と聞いたことがある。 アップにしたら 長い雄しべがとてもよく目立つ。 訂正   間違いです!!    シャシャンボではなく  ハイノキ です。     ジャムにもなりません そのあとには アオダモ 鼻を近づけるとよい香り そしてイロハモミジ 風が吹いていて かわいい花を写しにくい そして タブノキ びっくりするほどの大木で5,6メートルはあるのでは?? びっしり花をつけている。橋の上からアップにして撮影。 ウワミズザクラもいっぱい花が咲いているが 高いところは写せなくて・・・ 帰りに「シャクナゲの森」にも寄る。日本シャクナゲは少し傷んでいるのもあったが たくさんの人がシャッターを押していた。 目的は ザイフリボクの花を見るためだったが 残念ながら今日歩いた場所にはなかった。でも 見たことのない花にもあえて違う場所を歩くのは新しい発見があり楽しい。